僕はまだ何も知らない。



僕はまだ何も知らない。
僕はまだ何も知らない。

商品カテゴリー:歌謡曲,演歌,音楽,ミュージック,JPOP,JPOP
収録曲:Vermillion, ロストイノセント, アンインストール, ミスリード, 美しければそれでいい~Full Size Remix, 涙, 僕の空に季節はずれの雪が降る, house, Little Bird, 水槽の中のテトラ, アイルキスユー,
セールスランク:613 位
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心に響く名盤。

心に響く石川さんの歌声が存分に堪能できる一枚です。
ブックレットのデザインも光と緑に包まれた石川さんの写真を使っており、
このアルバムの麗しさ、透明さをとても良く表現できているように思います。
あの華奢な体からどうしたらこんなに心に響くような歌声が出せるのか
疑問になるほど綺麗です。

曲調は違えど、石川さんの世界観は変わりません。
どこか虚無的で、無垢な少年少女をイメージを感じさせる歌詞は流石です。
私はとくにhouseがお気に入りなのですが、
終わり方が絶妙でいてもたってもいられないような切なさを感じます。
どの曲も明確に「これはこういう歌」と一言で言い切れない、
色々な感情が一曲一曲にこめられていると感じました。
石川さんが少しでもお好きでしたら買って損はしない一枚、名盤です。
安心して聞けました。

石川さんの美しい声と、高い歌唱力。それだけで安心して耳を預けることが出来ます。
個人的な印象としては、ポップな曲は少なく、瞼を落としたくなるような緩やかな曲が多かったです。
そういう意味で、リズミカルな曲がお好きな方には馴染みにくいのかもしれません。
しかしながら、歌詞の意味を深く読み解くと、このメロディラインが必要なのだとも思います。

もっと知るために何度も聞き返したくなる。そんな一枚だと思います。
深く聞き込みたい方に、ぜひお勧めしたいです。
美しければそれでいい……のかな?

「アンインストール」に惹かれてアルバムを買ったクチです。

石川さんのボーカルの安定感は大変素晴らしいものです。
曲の内容も、荘厳なバラードから軽いポップまで揃っていて飽きさせません。
BGMとして流しておくにはいいアルバムでしょう。

ただ、耳あたりのいい曲ばかりが並んでいるため、アルバムを通して聴くと、
空気のように耳を素通りしてしまいます。
生活感がなく、心に直接響かない歌詞が多いのも一因だと思います。
それがいい、というファンも多いのでしょうが、私は「アンインストール」ほどのインパクトを感じることができなかったし、
石川さんがどういう音楽をやりたいのかも今ひとつ掴めませんでした。
せっかくのボーカルがちょっともったいないな、というのが正直な感想です。
すばらしいです…

既に評価されている方々の記述
『「スルメ」のようなもの』
『名盤です。捨曲一切なし。』
まさに【そのとおり】です。
数度聴いただけでは「?」でしたが、
判る(?)にしたがってとてつもない
圧倒される畏敬の念を感じました。

繰り返して聴くことでわかる高い芸術性

 私は「アンインストール」で初めて石川さんという存在を知り、「アンインストール」に惹かれてこのアルバムを買いました。
 とても美しい歌声と、そして「アンインストール」以外の曲の第一印象は、良く言えば「日本のポップスとして馴染みのある聴きやすい平易な」悪く言えば「平凡な」メロディラインというものでした。しかし心のどこかに何とも言えない違和感が残りました。そして何度も聴くうちに、その違和感の正体の一つに気がつき驚きました。

「ラブソングが一曲もない!?」

 歌詞の解釈次第のところもありますが、はっきり単純に恋愛の歌だと言いきれない歌詞の曲ばかりです。というよりも歌詞の解釈が一筋縄ではいきません。例えば一曲目の「Vermillion」ですが、確かにVermillionという単語自体の意味は英和辞典を引けばわかりますが、それが「血」のイメージをも暗示しているというのは、よくよく歌詞を考えて聴いていなければ気づかれにくいところです。
 そしてこの歌詞が極めて重く深いのです。生と死、切なさ、苦しさ、優しさ。深すぎて1回さらっと聴いた程度では歌詞の意味がわからず、そして歌詞カードと睨めっこして何度も聴き返すうちに、私はその精神世界の深みにはまってしまいました。変な喩えかもしれませんが、一般のラブソングを「わた菓子」に例えるならば、このアルバムの曲は、噛めば噛むほど味の出る「スルメ」のようなものです。一聴しただけでは良さがわからなかったのに、何度も聞けば聞くほど、心を捉えて離さなくなりました。

 美しい歌声と聴きやすいメロディだけ考えれば、BGMとして聴くこともできるアルバムです。しかし歌詞は平易ではありません。いや、この歌詞だからこそ美しい歌声と平易なメロディラインでなければ、精神的に持ち堪えられないのかもしれません。そしてそういう意味では、このアルバムの中で唯一、一聴しただけでその凄さが伝わる独特のメロディやアレンジをもった「アンインストール」に関しては、もはや別世界に行っているようです。

 そしてすべての曲において、一曲一曲の歌詞がわかればわかるほど、私はその高い芸術性に陶然とさせられました。一聴のみで人の心を掴んで売れるかどうかが問われる日本の音楽業界の中で、何度も聞き返さないとその良さがわからないような商業音楽離れした曲。そんな曲を日本の商業音楽の中で敢えて生み出し独自の活動をされている石川さんという存在に、私はこのアルバムを聴きながら畏敬の念を感じざるをえませんでした。




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